次期科学衛星テレメトリデータベースに関する検討(宇宙科学情報解析論文誌 第一号)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
JAXA 宇宙科学研究所では,科学衛星・探査機から得られるテレメトリデータをSIRIUS と呼ばれるデータベースシステムに格納し,データ処理・解析を行う衛星プロジェクトユーザへ提供している.現在稼働しているSIRIUS はCCSDS 勧告のテレメトリデータへの段階的な準拠を開始したのぞみを格納対象に開発され,その後機能改修を重ねながら今日に至っている.本稿では,現在のSIRIUS について紹介した後,本システムの抱える課題と検討中の将来像について述べる.
著者
-
山本 幸生
宇宙航空研究開発機構
-
山本 幸生
Jaxa 宇宙科学研究所 宇宙科学情報解析研究系
-
岡田 尚基
宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究所 科学衛星運用・データ利用センター 科学データ利用促進グループ
関連論文
- 一番星へ行こう!日本の金星探査機の挑戦 その11 : 科学データ地上処理系
- 第二回月惑星探査データ解析実習会 : JPL講師によるSPICE講習会2009
- SELENEレポート : 月周回衛星かぐやの運用と解析
- かぐや(SELENE) HDTVデータ公開システムの構築(宇宙科学情報解析論文誌 第一号)
- 次期科学衛星テレメトリデータベースに関する検討(宇宙科学情報解析論文誌 第一号)
- アポロ月地震データ公開システムの開発(宇宙科学情報解析論文誌 第一号)
- 序文(宇宙科学情報解析論文誌 第一号)
- S22-05 「はやぶさ2」搭載中間赤外カメラ(TIR)による科学観測(口頭セッション22:惑星探査,口頭発表)
- P224 XMLをベースとした月・惑星科学共通データフォーマットの考え方(ポスターセッション2)
- 134 IPDAにおける月惑星探査データの相互運用(かぐや最新データから発展する月科学II,オーラルセッション4)
- 219 Planetary Data Access Protocolによる惑星科学データ共有(オーラルセッション5 月2)
- 宇宙ハッカソン報告
- 序文(宇宙科学情報解析論文誌 第二号)
- 科学衛星のための衛星時刻校正システムの整備(宇宙科学情報解析論文誌 第二号)
- O1-02 かぐやデータアーカイブの現状(口頭発表セッション1(月科学),口頭発表)
- 序文(宇宙科学情報解析論文誌 第三号)
- 波形の類似性を考慮した大規模月地震データの SOMによる可視化システム(宇宙科学情報解析論文誌 第三号)
- 「はやぶさ」の小惑星イトカワ探査軌道・姿勢の可視化(宇宙科学情報解析論文誌 第三号)
- O11-09 月・小天体・火星の縦孔・地下空洞探査の科学的意義(口頭発表セッション11(月科学・探査),口頭発表)
- 宇宙ハッカソン報告