SELENEレポート : 月周回衛星かぐやの運用と解析
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概要
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月周回衛星「かぐや(SELENE)」に搭載された観測機器の運用とデータ解析の概要にっいて説明する.運用は計画立案と状態監視に大別されており,観測機器チームは与えられた条件を元に事前に観測計画を練り,想定通り動作しているか状態監視を行う.複数の観測機器が個々に立案した計画のマージ作業や整合性チェックは衛星システムと呼ばれるチームが行い管理している.取得したデータは,JAXAが保有するアンテナから運用系のシステムと解析系のシステムへとそれぞれ伝送される.観測機器チームは解析系のシステムからデータを取得し各々解析を行い,最終的に公開系と呼ばれるL2DBシステムに登録し,公開の準備を進める.
- 日本惑星科学会の論文
- 2007-09-25
著者
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