2次元セルラ・オートマトン上の一斉射撃問題に関する研究

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概要

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並列計算機モデルの1つとしてセルラ・オートマトンの同期問題として一斉射撃問題が知られている.一斉射撃問題は1957年J. Myhillにより提唱され,これまで数多くの研究がされてきた.この中で1次元セルラ・オートマトン,2次元セルラ・オートマトン上での一斉射撃問題のアルゴリズムの設計・実装は盛んに行われてきた.近年,1次元セルラ・オートマトン上の一斉射撃問題のアルゴリズムとして片側分割法が提案された.本稿では,片側分割法を用いた2次元正方形セルラ・オートマトン上での一斉射撃問題のアルゴリズムを提案する.また,そのアルゴリズムを用い,2次元長方形セルラ・オートマトン,3次元立方体セルラ・オートマトン上での一斉射撃問題のアルゴリズムの設計を行う.
2011-10-13

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