MOCVD法によるInGaN膜を被覆した高耐食性固体高分子形燃料電池用ステンレス鋼製セパレータ(薄膜プロセス・材料,一般)
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概要
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固体高分子形燃料電池用金属セパレータとして、InGaN膜を被覆したステンレス鋼(SUS)板の適用を初めて検討した。 MOCVD法を用いてIn組成0〜1のInGaN膜を形成し、その抵抗率および硫酸酸性雰囲気下での溶解速度を測定した。その結果、皮膜のIn組成が0.2〜0.5の範囲において、高い電気伝導性と耐食性の両性能が満足できることを明らかにした。さらに、InGaN被覆SUSセパレータを単セル中に組み込んでI-V特性評価を行い、無被覆のSUSセパレータに比べて抵抗が低く、発電効率が高いことを確認した。
- 2011-10-19
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