小児がん患児の父親が困難な状況を受け止めていくプロセス
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概要
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本研究の目的は、小児がん患児の父親が困難な状況を受け止めていくプロセスを明らかにすることである。対象は、A病院小児科病棟に初発入院している小児がん患児の父親6名で、インタビューで語られた内容をデータ化し、修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチを用いて分析した。その結果、<成長していくカテゴリー><医師からの安心材料カテゴリー><必死の対処行動カテゴリー><元気づけカテゴリー>の4つのカテゴリーが認められた。子どもががんであると診断された父親は、子どもを亡くす恐怖体験をした後、【プラス思考に切り替える】【明るく振る舞う】【気丈さを演じる】努力をする中で、辛い状況に何とか持ちこたえていた。その結果、父親は自分自身の成長を実感することが出来ていた。このプロセスには、職場の同僚・病気の子ども・きょうだい児からの精神的支えと医師の安心をもたらす関わりが影響していた。
- 2011-11-20
著者
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兒玉 尚子
久留米大学医学部看護学科
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兒玉 尚子
久留米大学 医学部看護学科
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藤丸 千尋
久留米大学医学部看護学科
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納富 史恵
久留米大学医学部看護学科
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藤丸 千尋
久留米大学 医学部看護学科
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藤丸 千尋
久留米大学
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