大気中メタンの^<14>C同位体比測定のための試料調製(<特集>地球環境の中に見る地球環境化学)
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概要
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Carbon-14 isotopic measurements of atmospheric methane (CH_4) provide useful information on its sources and behavior. We have assembled a preparation line to concentrate and purify low levels (〜2 ppmv) of methane for the measurement of ^<14>C content with accelerator mass spectrometry (AMS). In this system, trace amounts of methane in nearly 1 m^3 of air sample are cryogenically adsorbed on active carbon, purified by gas chromatography, combusted and collected as carbon dioxide. The mean yield of this procedure is 88.6±5.8 (1σ) %. Carbon dioxide, obtained from the above procedure, is divided into two parts : one portion is converted to graphite for AMS, and the other is used for δ^<13>C measurement. Sample contamination is negligible compared with the precision of 〜1 pM (1σ) for AMS. The effect of isotopic fractionation in this procedure is also smaller than any of the source of contamination. The overall error of this procedure is lower than 1 ‰ for the δ^<13>C measurement. From isotopic measurements of atmospheric methane in Nagoya City at the beginning of 1994, we found a high methane concentration air sample in which ^<14>C content of methane was lower. This implies the contribution of fossil methane to the urban atmosphere.
- 日本地球化学会の論文
- 1995-12-25
著者
-
飯田 孝夫
名古屋大学
-
森泉 純
名古屋大学大学院工学研究科
-
中村 俊夫
名古屋大学アイソトープ総合センター
-
永峰 康一郎
名古屋大学大学院人間情報学研究科
-
永峰 康一郎
名古屋大学工学部原子核工学科
-
池辺 幸正
名古屋大学大学院工学研究科
-
Moriizumi Jun
名古屋大学 工学研究科エネルギー理工学専攻エネルギー環境工学講座
-
中村 俊夫
名古屋大学
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