3-1 視聴覚を考慮に入れた三相誘導モーターのライフサイクルコストに関する意識調査(セッション3「試験、故障解析、部品、要素技術の信頼性、ハードウェア面」)

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概要

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昨年度の信頼性学会秋季シンポジウムにおいて、劣悪な環境で苛酷な稼働が要求される三相誘導モーターにメインテナンスコストを付加した「新しいライフサイクルコストの数理モデル」を提案した。本研究では、その提案の有用性をコストという数値で表現するはずであったが、筆者らの調査結果から、現場の管理者の意識水準がそのレベルに到達していないことが分かった。まず、視覚・聴覚・触覚が日常点検や月間故障診断で中心的役割を果たせるように、その適用方法を現場の管理者を十分指導していく必要がある。そのことが確立された上で、「新しいライフサイクルコストの適用」を取り進めることが望ましい。つまり、本調査研究は、現場の管理者に「新しいライフサイクルコスト」を考えさせる意識改革の第一歩になったと位置づけられる。
2011-06-03

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