統計的開示制御を考慮したセキュアマッチングプロトコル
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概要
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セキュアマッチングプロトコルとは,複数の主体が各々持つデータを互いに提供せず照合可能とし,照合結果やその集計値のみを出力する暗号プロトコルであり,各組織が保有するパーソナル情報 (個人に関連する情報の総称) を統合利用する際のセキュリティ対策として有効である.しかし既存方式は照合結果やその集計値から生じる個人識別やプライバシ侵害のリスクについては考慮されていない.そこで本稿では,統計理論やデータ工学等の分野で研究されている,データ公開において個人識別やプライバシ侵害のリスク低減を図る統計的開示制御手法をセキュアマッチングプロトコルに適用することを試みる.具体的には,統計的開示制御手法を適用したクロス集計結果を効率良く求めるセキュアマッチングプロトコルを提案する.
- 2011-03-03
著者
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高橋 克巳
日本電信電話株式会社NTT情報流通プラットフォーム研究所
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高橋 克巳
NTT情報流通プラットフォーム研究所
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千田 浩司
日本電信電話株式会社
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千田 浩司
NTT情報流通プラットフォーム研究所
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高橋 克巳
NTT 情報流通プラットフォーム研究所
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五十嵐 大
NTT情報流通プラットフォーム研究所
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千田 浩司
日本電信電話株式会社ntt情報流通プラットフォーム研究所
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寺田 雅之
株式会社NTTドコモ
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山口 高康
(株)NTTドコモ先進技術研究所
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寺田 雅之
(株)NTTドコモ先進技術研究所
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高橋 克巳
日本電信電話会社ntt情報流通プラットフォーム研究所
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五十嵐 大
日本電信電話(株)情報流通プラットフォーム研究所
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濱田 浩気
日本電信電話(株)情報流通プラットフォーム研究所
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Terada Masayuki
Ntt Docomo Inc.
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高橋 克巳
日本電信電話株式会社
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高橋 克巳
日本電信電話(株)NTTセキュアプラットフォーム研究所
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高橋 克巳
日本電信電話株式会社NTTセキュアプラットフォーム研究所
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千田 浩司
日本電信電話株式会社NTTセキュアプラットフォーム研究所
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高橋 克巳
日本電信電話(株) NTTセキュアプラットフォーム研究所
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