学童向けがん教育の開発と評価 : がん教育の在り方への示唆
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
学童期にがんについて学ぶことは、将来にわたって予防検診といった知識が役に立つと同時に、彼らの身近な親族ががんと診断されることが珍しくはないという現状から効果的であるといえる。そこで著者らは小学校高学年の児童を対象とした教材を開発し、その効果の検証を行った。本稿では、開発の過程と効果の検証の結果を報告するとともに、そこから導かれるがん教育における政策的な提言を行うことを目的とした。
- 熊本大学の論文
- 2010-03-26
著者
-
片野田 耕太
国立がんセンターがん対策情報センター
-
片野田 耕太
国立がんセンターがん予防・検診研究センター情報研究部
-
河村 洋子
熊本大学政策創造研究教育センター
-
助友 裕子
国立がんセンターがん対策情報センター
関連論文
- 市区町村の健康政策策定プロセスにおける行政担当者の満足度と環境整備への関心
- 小人口問題に対応した死亡危険度指標の構成法について
- 都道府県別合計特殊出生率,ボランティア活動行動者率,各種ファシリティの関連--少子化対策に配慮したまちづくりのあり方に関する一考察
- パーキンソン病患者の保健・医療・福祉サービス利用の変化 : 介護保険制度開始時と現在の比較
- パーキンソン病患者の保健・医療・福祉サービス利用の変化(平成19年度老人性疾患病態・治療研究センター研究発表会)
- パーキンソン病患者の医療・保健・福祉サービスの利用とその関連要因 : 2007年調査の解析(平成19年度老人性疾患病態・治療研究センター研究発表会)
- 各種ファシリティと都道府県別合計特殊出生率の関連性の検討
- SP1-4 全国がん(成人病)センター協議会「禁煙推進行動計画」の策定とその進捗状況(特別企画 禁煙を推進する保健医療システムの構築,第48回日本肺癌学会総会号)
- 第18回国際栄養学会議報告
- 全国乳児を対象とした神経芽細胞腫死亡における受検・未受検の比較研究
- 都道府県別にみた3歳児健康診断受診率の地域格格差に関する研究--教育ファシリティとの関連から
- パートナーシップ型健康なまちづくり(PKM)の形成過程とその評価(平成15年度医学部-スポーツ健康科学部学長特別共同プロジェクト研究費研究成果報告書)
- 都道府県がん対策推進計画における死亡統計の利活用--地域診断は年齢調整死亡率を用いて適切に行われているか?
- ヘルスプロモーションの視点から見たがん対策---「すべての国民」をがん対策に巻き込もう
- わが国のがんの推移と現状 (特集 腫瘍内科診療データファイル) -- (悪性腫瘍(がん)診療を取り巻く環境を知る)
- 18.日本国民栄養調査 : 方法の変遷と現況を中心として(英文誌JOURNAL OF NUTRITIONAL SCIENCE AND VITAMINOLOGY Vol.48, No.5)
- 青少年における性に関する情報源と性に対するイメージの関連性
- パーキンソン病患者の保健・医療・福祉サービスの利用とその関連要因 : 2007年度調査の解析
- 学童向けがん教育の開発と評価 : がん教育の在り方への示唆
- 自治体の健康づくり事業における会員制ウォーキングシステム事業化のパートナーシップ形成プロセスの検討--M市健康推進課のIC ウオーク事業
- ウォーキングの推進を目指した都市環境モデルづくり―埼玉県三郷市「ICウオーク®事業」の事例―
- がん予防のための運動普及に向けて : エンターテイメント・エデュケーションの活用の可能性 (特集 がんと身体活動)
- 都道府県別乳がん死亡率と教育系ファシリティとの関連 : ソーシャル・キャピタルの視点から
- 市区町村の健康増進計画における支援的な環境整備と部門間連携の関連 : 関東地方市区町村の健康増進計画に関する調査データの解析
- 社会の中の「良い逸脱」 : Positive Deviance
- 小学校高学年を対象としたがん教育の実施可能性 : 教科等との関連および教師の考え方を中心とした検討
- Positive Deviance(片隅の成功者)アプローチ : 対策が困難な公衆衛生の問題に対処する革新的手法
- 市区町村の健康増進計画における支援的な環境整備と部門間連携の関連 : 関東地方市区町村の健康増進計画に関する調査データの解析
- 都道府県のがんの教育・普及啓発の取り組みと第二期への期待
- 自治体の健康づくり事業における会員制ウォーキングシステム事業化のパートナーシップ形成プロセスの検討-M市健康推進課のICウォーク事業-
- Modification of Standardized Mortality Ratio Index Corresponding to Small Population Problem
- 熊本県の後期高齢者医療費の探索的分析