「ピアノによる風土記」についての一考察
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概要
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邦人作曲家のピアノ曲を研究演奏する機会を得た。これまで西洋音楽中心に演奏してきたことを思うと、なぜ日本人でありながら邦人作曲家のピアノ曲を演奏してこなかったのかと反省する。幼い頃より育ってきた土壌、空気、培った国民性・地域性その他諸々の感性を色濃く表現する一つの媒体としての音楽作品は、その国や地域性を反映しているであろう。そして表現者も、そこで育った人間が望ましいのではなかろうか。「ピアノによる風土記」を研究して得た感想である。本稿は、この曲の作曲家から直接指導を受けた体験と研究演奏を通して得た考察を、実践記録としてまとめたものである。
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