内的相関法による愛知学院大学入学試験問題(英語)の構成概念的妥当性検証
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概要
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本研究は,愛知学院大学の入学試験に利用されている英語テストの構成概念的妥当性を検証するものである。平成11年に使用された英語テストを4つのサブ・テストに分類し,Alderson, Clapham, & Wall(1995)が提示した内的相関法を利用し,構成概念的妥当性を検証した。157名の大学生から提供されたデータを分析した結果,英語テストのサブ・テスト全てがテストの総合得点に対して有意に影響を与えていることが判明したため,各サブ・テストはある程度の妥当性を保持していることがうかがえた。しかし,サブ・テスト間の相関係数が若干高すぎる傾向にあり,同一能力特性の測定が複数のサブ・テストによって行われている可能性も示唆された。本論文では各サブ・テストの問題点を指摘しながら,本学の入試問題改善への示唆を提供する。
- 日本教科教育学会の論文
- 2000-06-30
著者
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