中学校被服領域「日常着の製作」の授業実践と被服製作に対する態度の変容
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概要
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中学校3年生を対象として,エプロン製作を題材として被服製作実習30時間の授業を行い,授業後の態度の変容を質問紙法により調査した。単元学習の冒頭の2時間にCAI学習を導入し,CAI学習直後に自由記述法による調査を行ってその学習効果も検討した。(1)説明変数を被服製作学習のみとして質問紙法によって調査した結果,全体として被服製作に対する態度と意識が好意的な方向に変容する傾向が見られ,これは高い水準の情意領域において顕著であった。デザイン,形に関係した調査項目ではCAI実験群がより好意的な反応を示した。(2)自由記述法による調査ではCAI授業に対して概して好意的な結果が得られた。なかでも高い水準の情意領域に属する感想が多いことが特徴であった。
- 日本教科教育学会の論文
- 1997-06-25
著者
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