中学校家庭科被服領域「日常着の製作」の目標分析とCAI教材化
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概要
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中学校家庭科について,エプロン製作を題材として「快適な衣生活」を実現するための学習目標を抽出した。学習目標はいくつかの性格の異なるグループに分けられ,階層構造を形成している。抽出した目標をガニエらの方法により分類したところ,運動技能の目標要素は少数であった。この結果と運動技能の吟味から,本題材についてCAI学習法は意味があると考察した。作成した目標構造図を参考に,コンピュ-タ言語BASICにより,CAI教材を作成した。コンピュータの特徴を生かすため,動的な動きやデザイン,配色の工夫を行った。プログラムは被服製作の先行学習としての位置づけで作成したが,家庭科教師により,先行学習を含む多様な使い方が示唆された。
- 日本教科教育学会の論文
- 1996-02-20
著者
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