二進GCD法によるワードベース逆元計算の改良とその効率
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概要
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楕円曲線暗号等1) では,曲線上の 2 点の加算や倍点を求める計算を有限体上で行う.体上の四則演算のなかでは,逆元の計算を求める必要があるため除算の演算コストが高い.逆元を求める方法としては,拡張ユークリッド互除法2) や二進GCD法2) らがあり,それらについて改良されたワードベースの逆元計算アルゴリズム3) が提案されている.本論文では,その逆元計算アルゴリズムを事前計算されたテーブルを用いることにより,より高速計算を行うとともに,組み込みシステムのような低い演算環境でも動作できる手法を提案する.
- 2010-06-24
著者
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吉岡 良雄
弘前大学理工学部電子情報システム工学科
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長瀬 智行
弘前大学大学院理工学研究科
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吉岡 良雄
弘前大学大学院理工学研究科
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石田 努
青森大学
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長瀬 智行
弘前大学理工学部
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長瀬 智行
弘前大学・理工学部
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吉岡 良雄
弘前大学
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長瀬 智行
弘前大学·理工学部
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長瀬 智行
弘前大学
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