アドホックネットワークの証明書管理ノード方式における認証妨害の問題と改善
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概要
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今日の技術発展により、携帯型移動端末による無線通信が普及している。現在の無線通信は、ほとんどがインフラ型を想定しており、設置時間、設置コスト、地理環境によっては設置が出来ないなどの問題がある。このため上記の問題に影響されないアドホックネットワークへの期待が高まっている。見ず知らずのノードが参加する無線アドホックネットワークでは、公開鍵証明書によるノード認証は重要な技術となっている。そこで公開鍵証明書を効率よく管理する方式として証明書管理ノード方式が提案されている。しかし、この方式は悪意ある不正ノードが偽の証明書を発行し特定のノードの認証を妨害することが出来るという問題がある。本研究では、証明書管理ノード方式に偽の証明書を含めた場合の認証成功確率を求め、偽の証明書による認証成功確率の降下を防ぐ方法を提案する。また、無駄な証明書のやり取りを省き、通信量の削減を目指す。そして、シミュレーションの結果から提案方式が有効であるかを検討する。
- 2011-03-18
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