音声入力を利用した乱数生成器の開発(セキュリティ,一般)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
今日の暗号技術において,乱数生成技術は様々な局面で必要不可欠な技術であり,性能の良い暗号論的乱数生成器は現在でも広く求められている.特に,限りなく真の乱数に近い乱数系列を発生させることのできる物理乱数生成器は,比較的高価である,系列生成に時間がかかる,など様々な制限が存在している.そのため安価に実現できる優れた物理乱数生成器の開発は,セキュリティの向上という面において急務であるといえるだろう.そこで,ほぼ全てのデバイスに標準的に付加されているマイク入力から得られる雑音を利用して乱数生成器を開発することはできないかと考えた.本研究では,マイク入力から得られた雑音データの最下位ビットをとり,Barak,Impagliazzo & Wigderson抽出器を利用することによって,乱数生成器を設計した.
- 一般社団法人電子情報通信学会の論文
- 2013-07-11
著者
関連論文
- 二進GCD法によるワードベース逆元計算の改良とその効率
- PICによるソフトウェア磁力計の開発
- ストリーム暗号に適した擬似乱数生成器の提案(ヒューマンインタフェース・セキュリティ対策,サービス管理,運用管理技術,セキュリティ管理,及び一般)
- 音声入力を利用した乱数生成器の開発(セキュリティ,一般)
- 証明書管理ノード方式における証明書収集処理の改良と評価(センサネットワーク対するセキュリティとトフィック削減,サービス管理,運用管理技術,セキュリティ管理,及び一般)
- 音声入力を利用した乱数生成器の開発(セキュリティ,一般)
- 音声入力を利用した乱数生成器の開発(セキュリティ,一般)
- 音声入力を利用した乱数生成器の開発(セキュリティ,一般)