Loop Structured Computerにおける動的通信切換方式
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概要
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単方向性ループ状接続は,低トラヒックであってもパケット転送遅延時間が長くなることやプロセッサが故障した場合通信できなくなるなどの問題があった.本論文は,単方向性ループ状接続並列コンピュータLSCにおいて,パケット通信のための切換回路によって,バイパス状態と送信状態を動的に切り換える方法を提案する.これによって,単方向性ループ状接続による転送遅延時間が短縮できることについて述べる.そして,プロトタイプ機にデータフロー処理方式を実装して,従来と同様に実行可能であることを示す.更に,待ち行列モデルによる大局的な転送遅延時間解析を示す.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2004-03-01
著者
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