EA2010-32 高周波最小可聴音圧の測定の試み
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概要
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ヘッドホンを用いて刺激を呈示し,高周波の最小可聴音圧の測定を行った.これまでに行われてきたツイータを用いた実験方法では,波長の短い高周波は実験参加者の些細な動きで耳元の音圧が変化してしまう問題が生じていた.そのため,本報告ではプローブマイクロホンを外耳道に挿入して,呈示された刺激の外耳道内での音圧を測定した.その結果,これまでの研究と同様に最小可聴音圧は10kHz以降は急激に上昇するが,20kHzから22kHzにかけては上昇が緩やかになる傾向が見られた.しかし,一部でプローブマイクロホンで刺激を正確に録音できない問題があった.これは,プローブマイクの設置の問題と考えられる.
- 2010-06-03
著者
-
木谷 俊介
北陸先端科学技術大学院大学情報科学研究科
-
蘆原 郁
産業技術総合研究所
-
蘆原 郁
産業技術総合研究所ヒューマンライフテクノロジー研究部門
-
木谷 俊介
北陸先端科学技術大学院大学 情報科学研究科
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