有機スズ系防汚塗料の検査技術の開発
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概要
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In order to enforce the International Convention on the Control of Harmful Anti-Fouling Systems on Ships, a method for the identification of organotin containing antifouling paints has been proposed. The method consists of a brief sampling and a two-stage analysis. The sampling and the first stage analysis are designed to be carried out at a spot of the ship survey or the port state control inspection. Samples are taken by abrasive paper of approximately 10 mm in diameter which is pasted to one end of an aluminum bar. The bars are pressed to and then slid along the ship hull to lightly scrape off the paint fragments of several milligrams onto the abrasive paper. The analysis process is composed with X-ray fluorescence analysis (XRF) to detect the total tin content and gas chromatograph mass spectrometry (GC-MS) to identify the tin compound. An energy-dispersive spectrometer with a silicon drift detector has been adopted to obtain the necessary energy resolutions. If the presence of tin is confirmed by XRF, the sample is subsequently examined using GC-MS as the second stage analysis. The paint sample is dissolved in xylene and derivatized with propylmagnesium bromide to be injected into GC-MS with a 5% phenyl methyl silicon column. Quantification of organotin compounds is made by the internal standard method.
- 独立行政法人 海上技術安全研究所の論文
- 2007-03-31
著者
-
木原 洸
社団法人日本船舶品質管理協会製品安全評価センター
-
柴田 清
千葉工業大学
-
柴田 清
独立行政法人海上技術安全研究所環境・エネルギー研究領域
-
柴田 清
独立行政法人海上技術安全研究所エネルギー・環境評価部門:(現)千葉工業大学
-
宮田 修
独立行政法人海上技術安全研究所環境・エネルギー研究領域
-
千田 哲也
海上技術安全研究所
-
宮田 修
海上技術安全研究所
-
千田 哲也
独立行政法人海上技術安全研究所エネルギー・環境評価部門
-
長澤 進
社団法人日本船舶品質管理協会製品安全評価センター
-
山田 康治郎
理学電機工業株式会社
-
河野 久征
理学電機工業株式会社
-
山田 康治郎
理学電機工業
-
千田 哲也
独立行政法人海上技術安全研究所
-
千田 哲也
(独)海上技術安全研究所
-
河野 久征
理学電機工業
-
宮田 修
海上技術安全研
-
宮田 修
(独)海上技術安全研究所
-
宮田 修
独立行政法人海上技術安全研究所洋上再生エネルギー開発系
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