情報流通の広域化におけるプログラムマネジメントの適用

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概要

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コンピュータによる情報処理システムは、当初は個別業務の効率化のための道具として導入された。しかしながら、情報はその性質から、個別業務を超えて流通することが必然である。データベースと通信技術の発展は技術的にデータの広域流通を可能にし、ERPやEAは広域情報流通実現のコンセプトを提示した。ただ、それらはコンピュータインフラの技術としての有効性に留まっている。広域情報流通を実現するには以下の2つの要素が不可欠である。ひとつは、異なった領域間の情報流通をどう実現するか、もうひとつはシステムの全体整合性をどう保証するか、である。本稿では、前者に関してはフェデレーション・アーキテクチャーの概念を、後者に関してはEAに対するプログラムマネジメントの適用を検討する。
2010-02-19

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