保育園児の身体活動量と生活習慣に関する研究(松浦道夫教授退任記念号)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
In this study, we aimed to clarify the preschoolers' physical activities in nursery schools, and examined which factors of life circumstances would affect the preschooler's health and lifestyle by survey of their life habits. The subjects were 93 older (6 years old) male and female preschoolers of K nursery school in Tokyo and Y nursery school in a mountainous area of Yamaguchi Prefecture, and their guardians. The preschoolers' heart rates were measured by heart rate monitors and the number of steps and the distance walked during their time in the nursery schools were measured by pedometers, in the summer and fall. The guardians answered questionnaires concerning the life habits of the preschoolers. The preschoolers of Y nursery school showed higher levels of heart rates and steps than the preschoolers of K nursery school in both seasons. For the average heart rate, Y nursery school had significantly higher values (p<0.001) than K nursery school in both seasons. These phenomena are considered to be due to the differences between the schools in their educational content and in the area of the premises. The average wake-up time of Y nursery school children was significantly earlier (p<0.001) than K nursery school, and the average bedtime of K nursery school children was significantly later (p<0.01) than Y nursery school. The average sleeping period of Y nursery school children was significantly longer (p<0.001) than K nursery school. These results suggest that the preschool located in the city area is characterized by habits such as a short sleeping period and a late wake-up time and bedtime, and the preschool located in the mountain area is characterized by a longer sleeping period and an early wake-up time and bedtime. However, the location of playing spaces did not show significant difference by area, probably because of the similarity of social backgrounds, including TV games, rather than environmental factors.Considering the health of preschoolers, emphasis on physical activities by playing outside and ensuring sufficient sleep are important factors.
- 2010-03-25
著者
-
松本 直也
桃山学院大学経済学部
-
今西 俊次
桃山学院大学経済学部
-
高 成廈
桃山学院大学国際教養学部
-
松浦 義昌
大阪府立大学総合教育研究機構
-
坪内 伸司
大阪府立大学総合教育研究機構
-
田中 良晴
大阪府立大学総合教育研究機構
-
川野 裕姫子
大阪工業大学非常勤講師
-
清水 教永
大阪府立大学総合教育研究機構
-
清水 教永
大阪府立大学総合科学部
-
清水 教永
大阪府立大学 総合教育研究機構
-
今西 俊次
桃山学院大学
-
坪内 伸司
大阪府立大学
-
松浦 義昌
大阪府立大学
関連論文
- 保育園児の身体活動量と生活習慣に関する研究(松浦道夫教授退任記念号)
- 子どもの生活環境と健康に関する研究(第1報)
- ホスファチジルセリン投与はショウジョウバエの加齢記憶障害を抑制する
- 認知症高齢者における園芸活動の効果(技術報告編)
- 車いす介助に関する生理心理学的研究(第2報)
- 10-6-GYM-4 介助時の環境条件の差が身体障害者の生理心理に及ぼす影響(10.保健,一般研究発表抄録)
- 10-18-T001-06 介助経験の差が身体障害者の生理心理に与える影響(10 保健,一般研究発表抄録)
- 04-26-ダンス-41 自己推拿の生理心理的効果について(04 運動生理学,一般研究発表)
- 04-25-53A03-05 身体障害者の運動処方に関する研究 : 3年間の継続運動がもたらす影響について(04 運動生理学,一般研究発表)
- 104G00307 車いす介助に関する生理心理学的研究(10.保健,一般研究発表)
- 身体障害者の運動処方に関する研究(第2報)
- 少林内功站襠勢が身体重心動揺に及ぼす影響
- 内省報告から見た自己推拿の効果について(2)手技部位別知覚水準の性差について
- 幼児の体温に及ぼす身体活動の影響について
- 身体障害者の運動処方に関する研究(第1報)
- 16. 身体障害者の健康維持を目的とした水中運動について(第17回日本体力医学会近畿地方会)
- 少林内功試行における熟練度が生理的反応に及ぼす影響
- 少林内功試行時の脳酸素代謝動態について(特別講演2)(Without Peer Review)(第13回生命情報科学シンポジウム)
- 少林内攻の生理的動態に関する研究
- 疾患と行動体力
- メンタルマネージメントとしての脳波バイオフィードバック法の有効性について
- 身体障害者の運動処方に関する研究--3年間の継続運動がもたらす影響について
- 幼児の体温に及ぼす生活習慣の影響
- 心拍数変動からみた生体負担度の推定について
- 309.経験年数の違いによる発汗量と飲水量、体重減少量について
- バドミントン試合中における心拍数の変動について : 9. 測定・評価に関する研究
- 201. マスターズ駅伝参加者の生活と健康・体力に関する研究 : 中高年の体力に関する生理科学的研究
- 肺換気機能の発育発達と運動効果について(女子) : 11.保健に関する研究
- 1日の消費エネルギーの新算出法とその応用(昭和57年度中京大学大学院体育学研究科修士論文抄録)
- 94.24時間心拍数から1日の消費エネルギーを推定する方法の開発 : 運動生理学的研究I : 第36回日本体力医学会大会
- 077 B20210 大学教員のライフスタイルと健康の実態に関する総合的研究(第 6 報) : 全人的健康度とライフスタイルの関係
- 077 B20209 大学教員のライフスタイルと健康の実態に関する総合的研究(第 5 報) : ただし男子教員について
- 073106 主婦の健康・体力の実態とその保持増進に関する研究 : 農村地域における実態から(7.発育発達,一般研究B)
- 077 B20208 大学教員のライフスタイルと健康の実態に関する総合的研究(第 4 報) : 但し女子教員について
- 077 B20207 大学教員のライフスタイルと健康の実態に関する総合的研究(第 3 報)
- 4094 環境温度の違いによる最大運動時の酸素負債量について(4.運動生理学,I.一般研究)
- 98.積極的急速に関する研究 : 運動生理学的研究I
- 9067 大学正課体育実技の授業効果に関する研究 : 女子学生の12分走を利用した持久性トレーニングの効果について
- 216 体育専攻学生の現状と諸問題 : 体育専攻学生の転職についての意識調査にもとずいて
- 公共社会体育における諸問題 : その2.民間営利団体との対比から : 3.体育社会学に関する研究
- 公共社会体育における諸問題 : その1.大阪周辺の実態から : 3.体育社会学に関する研究
- 健康産業の社会的功罪 その2「参加者から見た健康産業の効用」 : (2) 児童を対象として : 4. 体育社会学に関する研究
- 健康産業の社会的功罪 その2「参加者からみた健康産業の効用」 : (1) 社会人を対象として : 4. 体育社会学に関する研究
- 健康産業の社会的功罪 : 3. 社会学的研究
- 2002FIFA日韓ワールドカップ^に関する調査研究 : 日本の開催都市とキャンプ地を中心として(学校法人京都外国語大学創立60周年記念号)
- 車いす介助に関する生理心理学的研究(第1報)
- 領域専門S8スポーツ人類学 朝鮮半島のスポーツ文化
- 7.仰臥位,椅座位および立位における各々の心拍数,酸素摂取量および呼吸商の比較 : 運動生理学的研究I : 第41回日本体力医学会大会
- 1日の体温および心拍数の携帯用時記録装置の試作との応用 : 運動生理学的研究 I
- 青少年女子学生,生徒の肺換気能力について : 5. 生理学研究
- 031105 脳波のバイオフィードバックに関する基礎的研究(3.体育心理学,一般研究A)
- 081112 心拍数からエネルギー消費量を算出するための基礎的研究(8.測定評価,一般研究B)
- 042205 心拍数から推定したエアロビックスダンスの運動強度(4.運動生理学,一般研究B)
- 031202 脳波のバイオフィードバヅクに関する基礎的研究 : バイオフィードバック学習効果の継続性について(3.体育心理学,一般研究A)
- 031201 脱波のバイオフィードバックに関する基礎的研究 : バイオフィードバック学習によるα波の抑制について(3.体育心理学,一般研究A)
- 041108 逆さ吊りのポリグラフ的研究 : 血行動態について(4.運動生理学,一般研究B)
- 031207 聴覚バイオフィードバック法による脳波α律動の自己制御について(3.体育心理学,一般研究)
- 1006 小児糖尿病児に対する運動療法の基礎的研究(10.保健,一般研究)
- 9139 剣道における中段位の生理学的研究(9.体育方法,一般研究)
- 308 聴覚バイオフィードバック法による脳波α律動の自己制御について(3.体育心理学,一般研究)
- 4058 心拍数を規定した長時間走における呼吸機能の変化(4.運動生理学,I.一般研究)
- 833 標準偏差の幅を基礎にした体力評価法 : 体力プロフィール試案
- 4095 積極的休息に関する研究 : 単純反応時間からの検討
- 1265 集中維持機能(TAF)の生理学的研究
- 大学正課体育実技の教育効果に関する研究 : 指導法の差が技術向上に及ぼす影響 特にバトミントンについて : 7. 体育方法に関する研究
- U-21日本代表サッカーチームにおけるトレーニング方法と得点経過について : 第5回東アジア競技大会(2009/香港)
- 74. 高濃度酸素吸入が生理・心理的過程に及ぼす影響について : 呼吸に関する生理科学的研究
- 44.逆さ吊りの身体諸機能に及ぼす影響について : 心拍率を中心に : 運動生理学的研究I : 第41回日本体力医学会大会
- 073M10 大学生の健康、体力の実態とその保持増進に関する保健体育学的研究(7.発育発達,一般研究B)
- 073M09 大学生の健康観、体力観(7.発育発達,一般研究B)
- 子供の生活環境と健康に関する研究(第2報)
- 08測-22-口-04 運動器および視聴覚障害保有者の転倒率および身体機能特性(測定評価,口頭発表,一般研究発表抄録)
- 08測-23-ポ-37 転倒不安および身体機能リスクと転倒リスクとの関係 : 性別による違い(測定評価,ポスター発表,一般研究発表抄録)
- 08測-29-ポ-41 介護労働者の生活環境とストレスとの関連(08 測定評価,一般研究発表抄録)
- 08測-29-ポ-53 生体フォトンの基礎的研究(08 測定評価,一般研究発表抄録)
- 08測-28-口-02 質問紙を用いた転倒リスクのスクリーニングとターゲット集団の特定(08 測定評価,一般研究発表抄録)
- 08測-29-ポ-46 集団スポーツ運動療法に参加する維持期女性高齢者における身体機能要素間の関係(08 測定評価,一般研究発表抄録)