椅子座位作業姿勢を主とする新入高卒女性従業員における自覚疲労の推移に関する研究
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
縫製加工業に新たに就業した高卒女性従業員11名を対象に,入社直後から16週間にわたり「自覚症状しらべ」を用い,自覚疲労について経時的調査を行った.作業姿勢は椅子座位である.この結果,自覚疲労の訴えは入社直後からしだいに増大し,第5週で16.5%の最大値を示し,同時に日内変化率・週内変化率も最大となるが,その後低下し安定することが示された.訴えのタイプは,入社直後は肉体的疲労型であったがその後は一般型に変化し推移した.以上の点より,作業への適応には7週間程度が必要であることが示され,この間の適切な対応の必要性が指摘される.
- 社団法人日本経営工学会の論文
- 2005-12-15
著者
関連論文
- 作業姿勢の差異による疲労感に関する研究 : 移動を伴う立位作業の疲労感軽減に対する有効性について
- トヨタ生産方式の開発時代に直面した障害とその克服--大野耐一の記録(5)
- 私の現場経営--大野耐一の記録(4)
- これからの生産の新方向を探る : 大野耐一の記録(2)
- 日々新たなるトヨタ生産方式--大野耐一の記録(3)
- トヨタ生産方式 : 大野耐一の記録(1)
- 自覚疲労からみた作業姿勢への適応過程に関する研究
- 作業姿勢の差異による女性新入社員と経験者の自覚疲労に関する研究
- 歩行を伴う立位作業姿勢の新入高卒女性従業員における自覚疲労の推移に関する研究
- 女性新入社員と経験者の職場意識と疲労感に関する研究
- システムダイナミックスによる都市用水支援システム : ダイナモプログラム
- 縦工程待ち作業システムシミュレータの開発(1985年春季研究発表抄録)
- 自動化と生産・作業の変化 : 工場自動化の研究(第2報)
- 女子作業者の作業速度評価要因の研究
- 生産期間が経営資本回転率に与える影響の定量的解析 : 生産期間に関する研究(第4報)(1984年春季研究発表抄録)
- わが国企業におけるFMSの動向と問題点 : 工場自動化の研究(第1報)(1984年春季研究発表抄録)
- THE HOME DEPOT の成長と日本進出 Growth of the Home DEPOT and Adance to Japan
- 段取り作業の構造と短縮方策
- 生活用水を中心とした都市用水財政モデルとその評価
- ISO9000 導入と我が国の規格の対応に関する研究
- 作業姿勢が取置作業時間に与える影響
- 椅座位作業から立位作業へ変わった女子作業者の自覚疲労の変化
- 作業姿勢が組立作業時間に与える影響
- 女子の立ち作業化が自覚疲労にあたえる影響
- 市場需要ロットの少量化動向と生産システムの対応
- 椅子座位作業姿勢を主とする新入高卒女性従業員における自覚疲労の推移に関する研究
- 新入女性従業員と経験者の職場意識と生きがいに関する研究
- 椅子座位作業条件のK社における女性新入従業員と経験者の職場意識と生きがいに関する研究
- 多工程持ち作業条件のJ社における新入社員と経験者の生きがいに関する研究
- 立ち作業条件のT社の女性従業員における新入社員と経験者の「生きがい」意識と構成要因に関する研究
- システムダイナミックスによる都市用水支援システム : 水経済モデル
- 多工程持ちシステムとセル生産方式、流れ作業の比較
- 新入社員の自覚疲労に関する研究(第1報)立位作業姿勢を主とする新入高卒女性従業員における自覚疲労の推移
- 生産期間短縮の必要性と短縮方策に関する研究 : 1960 年代から 70 年代を中心に
- 生産管理システムの設計方策と生産期間
- 工程構造から見た生産期間に関する研究
- 作業姿勢が作業者に与える身体的影響
- NPS の研究
- 生産期間の定義に関する研究
- 多工程持ちシステムの構造と効果
- 経営資本回転率に影響を与える要因の定量的分析
- シミュレ-タを用いた縦工程持ち作業システムの効果把握
- いわゆるセル生産方式という呼称の誤謬と多工程持ち : 資料編
- 生産期間からみた企業経営の分析