大学生の自己理解を目的としたグループワークの開発
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概要
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近年、子どもの体験不足から生じるさまざまな問題を解決することを目的とした構成的エンカウンターや対人関係ゲームが、学校教育の中に取り入れられるようになった。筆者は大学教育でもその必要性を感じ、これまで約 6年間に渡って演習授業の中にグループワークを取り入れてきた。 本論では、これまで筆者が大学生を対象として考案したグループワークの中から「性格バスケット」「コンセンサス」「価値観の個人差」「意志の表明」「他者の思い」「対人関係のあり方」「自由連想」の 7つのワークを紹介し、その意義について考察した。
著者
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