高等学校学習指導要領「理科I」批判と私案
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概要
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これは,昭和57年度から実施される高等学校学習指導要領「理科1」に対する批判である.「理科1」を設置することそのものには賛成した上で,その内容を批判する.賛成理由は,総合化された理科を教えることに意義を認めるからで,批判の対象となるのは,その総合化が行われていないこと,エネルギーの指導における発想が貧しいこと,および範囲を狭めようとしすぎることである.これらの考えに基いて,私案を提示する.私案は,エネルギー・極微の世界・巨大な世界の3本の柱から成る.
- 日本物理教育学会の論文
- 1979-05-15
著者
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