高校物理教育の危機とカリキュラム研究
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概要
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本論説は1990年8月6日に東海大学湘南校舎で開催された第7回物理教育研究大会における講演『物理カリキュラム研究のすすめ』を編集部の依頼により要約したものである。高校物理教育の危機は教育現場の荒廃とは無縁ではないこと,高校物理カリキュラム研究の視点として,構成主義者的学習論の重視,数式物理の追放,文系志望者のための物理カリキュラムのあり方の3点を挙げたこと,および次期学習指導要領の改訂に向けての準備について述べた。
- 日本物理教育学会の論文
- 1989-11-30
著者
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