個性的感性の神経工学的評価の試み : 脳波、心拍、体表温度計測と感情の相関解析(意見・評判・感情と言語,思考と言語一般)

スポンサーリンク

概要

論文の詳細を見る
ストレスフリーな環境下で行動中の人間を、非接触あるいは最小限の接触計測することにより、感性について自動認知する技術開発(感性に相関する脳活動等を出力として、外部のagentsを制御する技術など)の前段階検討として、静止状態の各人の快、不快の事前主訴に基づいた映像、音刺激を提示し、主観応答に相関する生理動態の個性分散について、パターン分離を試みた。接触型計測は、脳波、心拍、体表温度、呼吸を、非接触計測は、サーモグラフィーカメラによる多次元解析したところ、映像刺激に対する快、不快、および両者の混ざった矛盾した感情を分離するための生理学的指標が得られ、なかでもサーモグラフ情報の重要性が示唆された。また、分離に有効な生理学的指標の個性的特徴も明らかとなった。
2009-10-17

著者

関連論文

もっと見る

スポンサーリンク