「仏教におけるイメージの研究」の概観 : 東洋的行法から臨床場面への応用
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概要
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筆者は,日本人の感覚に馴染みやすい心理療法の治療技法の発見と創出をめざしている。そのような技法を考える参考として「東洋的行法」を分析の対象とした。そして,その治療的側面を臨床の場で利用可能な形にするための調査や実験を行なってきている。これらの研究のうち仏教の修行法に関するものを「仏教におけるイメージの研究」という一連の研究として報告してきた。ここでは,その内容を概観し「遍」を使用した修行法と「十牛図」を使用した観想を,臨床に応用する場合に考えられる問題を整理した。
- 駒澤大学の論文
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