向精神薬多剤服用中の統合失調症患者に対する全身麻酔経験
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概要
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向精神薬多剤服用中の統合失調症患者の歯科集中治療に際し全身麻酔を行った。患者は17年前に本疾患を診断され,現在4種類の向精神薬を服用中であった。全身麻酔はtargeted-controlled infusion(TCI)ポンプを用いたプロポフォール持続注入と酸素・亜酸化窒素吸入を併用し行った。麻酔鎮静度はbispectral index(BIS)モニターにて連続測定し,評価した。術中はプロポフォール予測血中濃度1.6〜1.9μg/mL で十分な麻酔鎮静度が得られ,呼吸と循環動態に変動はなかった。術後も向精神薬服用に伴う合併症等は認められなかった。
著者
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藤原 茂樹
朝日大学歯学部総合医療学講座麻酔学分野
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上野 高広
朝日大学歯学部総合医療学講座麻酔学分野
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上野 高広
朝日大学歯学部総合医科学講座麻酔学分野
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溝上 真樹
朝日大学歯学部総合医科学講座麻酔学分野
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高倉 康
朝日大学歯学部総合医科学講座麻酔学分野
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倉茂 秀平
朝日大学歯学部総合医科学講座麻酔学分野
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藤原 茂樹
朝日大学歯学部附属病院医療事故防止対策連絡委員会 朝日大学歯学部総合医科学講座麻酔学分野
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高倉 康
朝日大学歯学部附属村上記念病院麻酔科
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