品質衛生管理による産地及び消費地への経済波及効果に関する研究
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
The authors have conducted an analysis on the economic impact of quality control and hygiene management of fishery products in the landing areas, which center on fishing ports, by employing the Input-Output (hereafter referred to as I-O) table by taking Hokkaido into an example. The analysis consists of three steps: 1) setting up two scenarios, 2) estimating input data to the I-O table on the basis of advanced cases in Hokkaido, 3) simulating economic effects by I-O analysis. The results are as follows: 1) 1Exporting fishery products and supplying to the nation under quality control and hygiene management thereof contribute to the rise in value, 2) The economic effects far reach the whole country, especially consuming areas as well as landing areas. This paper also has clarified the validity of the fisheries infrastructure development in landing areas and the effectiveness of I-O analysis.
- 2008-07-15
著者
-
中泉 昌光
北海道大学大学院水産科学研究院
-
古屋 温美
北海道大学大学院水産科学研究院
-
廣部 俊夫
北海道開発局農業水産部水産課
-
黒澤 馨
水産庁漁港漁場整備部防災漁村課
-
横山 真吾
オイコノミクス計量計画事務所
-
長野 章
公立はこだて未来大学アーキテクチャ学科
-
横山 真吾
(株)オイコノミクス計量計画事務所
-
古屋 温美
北海道大学
-
黒澤 馨
水産庁漁港漁場整備部
-
長野 章
公立はこだて未来大学
-
黒澤 馨
財団法人 漁港漁場漁村技術研究所
関連論文
- 品質衛生管理による産地及び消費地への経済波及効果に関する研究
- 風評被害による経済波及影響の分析—— 北海道産カキをケーススタディとして ——
- 沿岸漁業生産活動のCO_2排出と漁港の整備方式の評価
- 漁業地域の産業連関表作成とそれを用いた産業構造の課題分析 : 日本水産工学会水産公共政策研究会出前講座(3/3)
- 地域産業連関表の作成方法と水産基盤整備波及効果の分析手法 : 日本水産工学会水産公共政策研究会出前講座(2/3)
- 産業連関分析手法の事業評価への適用について (マクロモデル特集)
- 漁業地域の産業連関表の活用について : 日本水産工学会水産公共政策研究会出前講座(1/3)
- 水産公共政策(品質・衛生管理)の効果分析 : 北海道を事例に
- 産業連関表を用いた政策の効果評価
- 海岸漂着ゴミ等の処理によるCO2排出増大への影響に関する研究について
- 水産基盤整備の経済波及効果
- 産地漁港における品質衛生管理の効果分析
- 漁業地域における森林・海洋のCO_2固定量評価に関する研究
- 漁業地域の行政と多面的機能における市町村合併の影響に関する分析
- 人工海底マウンド漁場整備における総合的建設事業コストの算定について
- 漁村のCO2排出量LCA分析と削減対策案の評価について
- ITを利用した水産物流通支援システムの開発
- 岩ノリの増殖施設設計に関する研究
- 北海道標津町地域HACCPの取組みによる地域経済への波及効果の評価
- 水産試験場研究機関における資格試験(技術士)の取得と調査研究活動
- 水産物生産流通へのIT利活用の事例と今後の課題
- F-001 探索的な水産資源獲得競争における自律性と利己性を維持した調整機構(人工知能・ゲーム,一般論文)
- O_010 実用化に向けた水産物トレーサビリティシステムの開発(O分野:情報システム)
- M_006 水産トレーサビリティシステムにおける偽装防止技術の実用化 : 2次元コードへのすかしコード導入による信頼性の確保(M分野:アーキテクチャ・ユビキタス・セキュリティ)
- 水産物トレーサビリティへの期待と現実
- M-031 偽装防止による水産物の安全なトレーサビリティ実用化技術(M分野:ユビキタス・マルチメディア・セキュリティ)
- 養殖コンブオーナー制の履歴開示システムと販売促進について
- 藻類
- 漁村地域におけるCO_2収支評価のための森林・海洋による固定量の試算
- バイオマス資源の利用方策
- 漁港整備による地域経済波及効果の評価 : 厚岸地域産業連関表を用いた分析事例
- 衛生管理型漁港づくりと水産物ブランドに関する研究 : 大黒サンマにおけるトレーサビリティ実証試験
- 漁港地域の防災について
- 水産物の実体験と映像による食育効果につひて
- トレーサビリティシステム活用による水産業振興に関する研究
- 海外事情 タイ国養殖エビの安全性・品質管理から学ぶ
- IT利活用(トレーサビリティシステムと流通支援サイト)による漁業地域の振興
- インドネシアにおける水産行政とその課題
- 漁業集落排水施設による小規模水産加工排水の受入処理の可能性について
- 漁業地域の多面的機能の評価に関する研究
- 漁業地域おける多面的機能の認識とCVMによる支払い意志額について
- ガバナンス式水産公共政策「地域マリンビジョン」の策定及び推進
- バイオマス資源の利用方策
- 3Dレーザスキャナによる函館漁港船入澗防波堤の三次元計測
- 漁港整備におけるトレーサビリティシステム導入に関する研究
- O-018 アクティブ型ICタグを利用した身障者等の移動円滑化促進システム(O分野:情報システム)
- 水産物の風評被害の発生機構分析について
- 持続的な水産資源開発のためのGISを用いた漁村集落調査解析
- トレーサビリティシステムを利用した漁港施設計画に関する研究 : 登別漁港における実証試験
- トレーサビリティシステムを利用した漁港施設計画に関する研究 : 対象物の識別同定手法の検討
- 漁港整備による陸揚場(川上)から消費地(川下)に至る一連の効果把握に関する研究
- 漁業及び漁村に関する三つの将来計画の比較と地区別計画の今後の課題
- 漁業及び漁村に関する三つの将来計画の比較と地区別計画の今後の課題
- 漁業後継者問題の要因と対策の構造分析について--北海道苫前町を事例として
- 大腸菌の漁港内分布に及ぼす漁港形状の影響
- 漁村の産業構造の把握と産業連関表の作成に関する研究--北海道南茅部町を事例として
- 人口減少下の漁業集落における現状分析に関する研究
- 東日本大震災による農林水産物の風評被害に関する研究 (特集 東日本大震災)
- 採貝藻漁業における電機推進機利用の現状とCO2排出削減効果に関する研究
- O-019 トレースタグの物理的分割を可能にする機械可読コードの開発(センサー・環境,O分野:情報システム)
- 漁業地域の被災の実態等を踏まえた漁業集落の復興計画に係る一考察