オープンソースを用いた通信システム開発におけるライセンス違反への対策(業務プロセス)
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概要
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近年オープンソースソフトウェアを用いたシステム開発は,効率的かつ廉価である等のメリットから,多くの企業で採り入れられている.しかしながら,オープンソースソフトウェアには様々なライセンスが存在し,ライセンスに抵触して用いると,訴訟やイメージダウン等の企業損失を引き起こすリスクを有しており,そのような事例は実際に発生している.ルータや運用監視エージェント等のようなコンシューマ製品のみならず,クラウドコンピューティング等のサービス提供型システムについても,オープンソースソフトウェアを用いる開発ではライセンスに留意する必要がある.本稿では,自社において実際に行ったライセンス違反への対策とその結果を基に,効果的な対策を提案する.
- 2009-07-02
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