Web3層システムへの仮想化技術適用に関する検討(OSS構築)
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概要
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オープンアーキテクチャにおけるサーバ仮想化技術の適用は,サーバ台数削減,消費電力削減,運用効率向上等のメリットがありOperation Support System(OSS)への適用が期待されている.近年,OSSの構築方式としてWeb3層システムが主流となっているため,我々はWeb3層システムへの仮想化技術適用を目指し検討を行ってきた.しかし仮想化技術を適用した場合,「非仮想化環境と比較したI/O性能の劣化」「共有ハードウェア資源を介した他仮想化環境への負荷影響」という課題が先行研究で指摘されており,高いI/O性能と安定性が求められるWeb3層システムへの仮想化技術適用を妨げる一因となっている.これまでの研究でネットワークI/Oに関してはボトルネックである仮想デバイスを経由しない方法(PCI Passthrough)で課題を解決できることが明らかにされている.本稿では,ディスクI/Oについても同様の方法を用いることで課題が解決できることを示し,その結果を基にWeb3層システムと他サーバの共存によるOSS仮想化統合を実現する構成を提案する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2009-03-05
著者
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