高負荷ネットワーク環境における仮想化技術適用に関する検討(網・システム構築,情報通信マネジメント,一般)
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概要
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オープンアーキテクチャにおける仮想化技術は運用効率向上,コスト削減,等のメリットがあり,通信事業者のOperation Support System(OSS)への適用が期待されている.我々はこれらメリットを活かすため,高負荷ネットワーク環境におけるOSSへの仮想化技術の適用を検討している.しかし高負荷環境への仮想化技術適用に対し,「非仮想化環境と比較した際の性能劣化」,「共有するハードウェア資源を介した他仮想化環境への負荷影響」という課題が先行研究により指摘されている.これらの原因は,仮想的なデバイス(仮想デバイス)のボトルネックであり,現在も仮想デバイスの改良というアプローチで多くの研究が続けられているが,全てのボトルネックを解消するには至っていない.そこで本稿では異なるアプローチとして,仮想デバイスを経由しないことによりボトルネックを低減できるPCI Passthroughを用いた構成が,高負荷ネットワーク環境におけるOSSへの仮想化技術適用に有用であることを実験結果により示す.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2008-07-03
著者
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