体液環境下における生体活性材料表面でのアパタイト析出(<小特集>生体・医療材料)
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概要
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生体活性材料は,骨欠損部において骨組織と直接結合する特異な生理学的活性を示す.人工材料であっても骨と直接結合できるのは,体内でその表面が骨類似のアパタイト層で覆われるためである.このアパタイト層の形成は,ヒトの体液とほぼ等しい無機イオン濃度を有する擬似体液(SBF)を用いた生体外実験によっても再現される.従って,材料の生体活性は,材料と体液の化学反応によるアパタイトの析出により支配されている.本稿では,体液環境下で表面にアパタイト層を形成する材料の設計概念について解説する.
- 日本結晶成長学会の論文
- 2004-07-31
著者
-
大槻 主税
名大院・工
-
上高原 理暢
奈良先端科学技術大学院大学物質創成科学研究科
-
Ohtsuki Chikara
Dep. Of Crystalline Materials Sci. Graduate School Of Engineering Nagoya Univ.
-
大槻 主税
奈良先端科学技術大学院大学物質創成科学研究科
-
大槻 主税
奈良先端科学技術大学院大学 物質創成科学研究科
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