抽象モデルベース診断による協調システムの異常原因特定(デバック,組込技術とネットワークに関するワークショップETNET2009)
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概要
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近年,自動車の高機能化に伴い,車載電子システムの大規模化が進んでいる.このような大規模化したシステムでは,システムに障害が起こった際に,その原因となった故障箇所を特定することが困難になるという問題が生じる.特定が難しくなる1つの要因として,システム内において,異常な入力を受け取った正常なコンポーネントの出力も異常となり,結果的に,システム内の複数箇所で異常が検知されてしまうことが挙げられる.本稿では,このような異常伝播の起こりうるシステムにおいて,根源的な原因となった箇所を自動特定するための診断技術について述べる.診断のためのフレームワークとして,人工知能分野で研究が進められているモデルベース診断の考え方を利用し,また,抽象モデルを用いることで,振る舞いの複雑なソフトウェアを含むシステムを扱えるようにする.
- 2009-02-26
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