対角線効果と誘導運動
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概要
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枠が水平方向に動き,枠内の光点が静止しているとき,その光点は水平方向に動いて見える.一方,光点が垂直方向に動いたとき,光点は斜め方向に動いて見える.前者は誘導運動と呼ばれ,後者は対角線効果と呼ばれる.DiVita and Rock(1997)は,対角線効果はどのような条件下でも生じるが,誘導運動が生じる条件は限られており,対角線効果が生じる条件で誘導運動が生じないこともあるので,誘導運動と対角線効果を区別した.そこで,明るさ,枠の速度,枠の形が光点の知覚された軌道に及ぼす影響について2つの実験で検討した.その結果,対角線効果は誘導運動で説明できることが示された.
- 久留米大学の論文
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