男子スプリンターにおける下肢筋群の筋トルク特性
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
The purpose of this study was to investigate the relationship between sprintperformance and lower limb muscular torque of men's college and high schoolsprinters. The results were as follows. 1) Peak torque at Quadriceps femoris muscle (Quad) decreased with increase in the angular velocity during concentric contraction. 2) Peak torque at Hamstrings (Hamst) was lower than Quad during concentric andeccentric contraction. However, the decrement of peak torque at Hamst was smallerthan Quad. Especially, in college sprinters, those values at Hamst and Quad werealmost the same under the angular velocity condition of 240 deg/sec during concentriccontraction. 3) The eccentric(E)/concentric(C) ratio in each muscle group increased withincrease in angular velocity. Also, the E/C ratio of college sprinters had a tendency tobe higher than that of high school sprinters at Quad and Hamst. 4) There was no correlation between the record of 100m sprints and the musculartorque in each muscle group in college sprinters. However, it had a tendency that thesprinters who had the better records showed the higher values of muscle torque at Quad in a high angular velocity during concentric contraction. There was acorrelation between the record of 100m sprint and the muscular torque at Hamst inhigh school sprinters. 5) College sprinters showed a higher value of muscle torque at Hamst than that ofhigh school sprinters during eccentric contraction. Those results suggested that the sprint performance did not due to only musclestrength but also the running technique.
- 慶應義塾大学の論文
著者
関連論文
- 「散歩」という言葉のはじまりと明治時代の散歩者たち
- 学生の運動実施キャリアパターンと運動・スポーツ活動に対する意識
- 慶應義塾大学学生の体育実技の履修に関する実態調査
- 035D01106 学生の運動実施状況とスポーツ・運動活動に対する意識(体育心理学)
- オープン・スキルの指標としての眼-頭位の協応をともなった反応時間の発達
- なぜ体育実技を選ばないのか? : 体育実技科目非履修者アンケート結果報告
- 03心-3P-P37 スポーツにおけるポジティヴな社会的態度の決定要因としての価値観と達成目標 : 高校生を対象として(03.体育心理学,一般研究発表抄録)
- 09方-3A-P32 走り幅跳びにおける光電管および映像によるフィードバック効果について(09.体育方法,一般研究発表抄録)
- 書評散歩の文化史(2) : Koenig,Gundrum M,(1996) Eine Kulturgeschichte des Spazierganges : Spuren einer buergerlichen Praktik 1780-1850. Wien : Boehlau
- スポーツにおけるポジティヴな社会的態度の決定要因としての価値観と達成目標
- 100m走におけるスピード曲線の即時的フィードバック効果について
- 098G30203 100m走におけるスピード曲線の即時的フィードバックについて
- 352.心拍数からみた子供のスキーの運動強度 : 生物科学IV (体格・体力,生活など)
- スライディング技術が走塁時間に及ぼす影響
- 031214 幼児・児童期における選択反応時間の縦断的研究(その1)(3.体育心理学,一般研究)
- 慶應義塾大学大学生の運動実施に関する最新資料 : 全学部を対象とした調査結果から
- 038T00009 大学生の過去のスポーツ・運動経験、外的要因と自己効力感、スポーツ・運動実施状況との関係
- 10-28-西体-4 高等学校におけるBLS受講生の意識調査(10.保健,一般研究発表抄録,ひろしま発 ひとを育む体育・スポーツ)
- 書評散歩の文化史 : Koenig,Gundrum M,(1996) Eine Kulturgeschichte des Spazierganges : Spuren einer buergerlichen Praktik 1780-1850. Wien : Boehlau
- キャンパスライフとスポーツ
- 私立総合大学における教養教育としてのスポーツ心理学の展開
- 慶應義塾大学健康関連体力テストノルム作成の試み
- 学生・教職員を対象とした体力診断・運動処方システム開発の試み(その1)
- 229.男子スプリンターにおける下肢筋群の筋トルク特性
- 228.男子ジュニアスプリンターにおける下肢筋群の筋トルク特性
- 調整力テストとしての全身選択反応時間の測定とノルム作成の試み
- 男子スプリンターにおける下肢筋群の筋トルク特性
- 慶應義塾大学体力測定標準値について : 必修体育時の継続測定の資料から
- 081A01 大学入学条件の違いが体力測定値に及ぼす影響とその変化 : 1986年から7年間にわたる測定結果から(08.測定評価,一般研究発表)
- 室内サッカーにおけるプレーヤーの心理・生理学的負荷について
- 本塾入学生の体力測定結果の分析(その2) : 測定結果に影響を及ぼす要因の検討
- 本塾入学生の体力測定結果の出身(塾内・塾外)・年齢・運動経験による違いと1年後の変化 : 昭和61・62・63年度入学生の体力測定の結果から
- 4086 長時間運動とLDH・CPK 血清アイソエンザイム
- 反応時間からみた知覚-運動機能に及ぼす運動経験の影響
- 長時間運動と乳酸脱水素酵素(LDH)の増加について : 長時間運動時におこる心臓・心筋障害の存在を探知するLDH-1アイソエンザイムの増加について
- 眼-頭位協調運動の検討 : オープン・スキル系スポーツをモデルとして
- 09-27-西体-45 200m走におけるスピード曲線のフィードバック効果について(09.体育方法,一般研究発表抄録,ひろしま発 ひとを育む体育・スポーツ)
- 08-11-8LBY-16 A高等学校男子生徒の体力推移に関する調査研究(測定評価2,08.測定評価,一般研究発表抄録)
- 10-6-GYM-2 高校男子スポーツ選手のサプリメント摂取状況(その2)(10.保健,一般研究発表抄録)
- 10-18-T001-04 高校男子スポーツ選手のサプリメント摂取状況(10 保健,一般研究発表抄録)
- 慶應義塾大学新入生の保健体育科目に対する意識調査に関する検討 : 入学時と履修後の比較
- 1112413 慶應義塾大学新入生の保健体育科目に対する意識調査 : 入学時と履修後の比較
- 527 陸上競技選手における重心動揺について
- 526 合宿時の重心動揺について
- 043126 長時間運動がLDH・CPKに及ぼす影響と経時的変化について(4.運動生理学,一般研究)
- 長時間運動がLDH・CPKに及ぼす影響と経時的変化について
- 長時間運動とLDH・CPK血清アイソエンザイム
- 14介-26-ポ-31 歩行用ストック・グリップのフィットネスウォーキングへの導入効果(14.介護福祉・健康づくり,一般研究発表抄録)
- 走幅跳における助走速度変化の即時的フィードバック効果
- バスケットボール選手の価値観と達成指向はスポーツ態度を予測するか?
- 14介-30-ポ-10 ポール・ウォーキングにおける運動強度と気分尺度の動態 : 高齢者を対象としたポール・ウォーキングの勧めと運動処方(14 介護福祉・健康づくり,一般研究発表抄録)