第1学年担任活動を通して総合工学システム学科に思うこと
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概要
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大阪府立工業高等専門学校(以下,本校)は,平成17年度に全国の高専で始めて,1学年200名を単一学科の総合工学システム学科の学生として受け入れた.筆者は,総合工学システム学科(以下,R科)の2期生として入学した第1学年5組を担任した.本報告の1章では,本校の簡単な沿革と総合工学システム学科の紹介を述べ,2章は,1年5組のみで実践した活動で特筆すべきことを各節にまとめ,その活動の狙いや効果および改善点を述べた.3章では,平成18年度の担任経験を基に従来の5学科体制から1学科体制への変化およびそれの注意点ついて,感じ考えたことを一考察として述べる.この3章が本報告の主要部であり,そこでは,「学生はR学科生として育っているが,専門学科の教員がR学科教員に生まれ変わっていない」と指摘し,平成19年度当初に武田校長から提示された「新しい大阪府立高専・こころの通い合う教育環境再生計画」を本校一体となって推進していく必要があることを述べている.そして,4章では本報告をまとめた.
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