受信感性情報量の計測とその解釈条件による違い(理解)

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概要

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これまで、音を感性伝達媒体とみなした場合の、効果音楽から受け取る感性情報の解釈のあいまいさを、回答によって得られた感性ベクトル空間の確率分布から分散によって求め、報告をしてきた。本報告では、その分散から感性伝達媒体の解釈のあいまいさにあたる、情報損失量を得る方法を述べる。そして情報の送信者と受信者の間で共有される環境条件を、送信情報を解釈するキーとして組み合わせた場合の伝達効率を、感性情報の損失量の変化から調査した。これまでの報告から求めた情報損失量は、環境条件を組み合わせた場合減少していることがわかった。今回行った実験では逆に増加してしまった。これは組み合わせた環境条件そのものの情報損失量が多かったことから、環境条件の解釈が個人間で共有されなかったためと考えられる。
2009-01-30

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