Candida glabrataのステロールトランスポータCgAUS1のアゾール系薬剤の耐性への寄与
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概要
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病原真菌Candida glabrataは,ステロール合成阻害剤であるアゾールに対して高い耐性度を示す。この真菌は,宿主体内や好気条件下でもステロールを取り込んで生育するため,その活性によってアゾールによるステロールの枯渇を補っている可能性があると考えられた。我々は,ステロールトランスポータCgAUS1を遺伝子破壊の実験から同定し,CgAUS1の薬剤耐性との関連性を調べた。その結果,血清添加培地においてアゾール耐性度が大幅に増加することが確認でき,CgAUS1が代替ステロールを取り込むトランスポータとしてアゾール耐性に寄与していることが示唆できた。
- 鈴鹿工業高等専門学校の論文
著者
-
青山 俊弘
鈴鹿工業高等専門学校電子情報工学科
-
中山 浩伸
鈴鹿医療科学大学薬学部医薬品開発学
-
中山 浩伸
鈴鹿工業高等専門学校生物応用化学科
-
竹森 大樹
鈴鹿工業高等専門学校生物応用化学科
-
Aoyama Toshihiro
Department Of Electronic And Information Engineering Suzuka National College Of Technology
-
Aoyama Toshihiro
Brain Science Institute Riken
-
青山 俊弘
鈴鹿工業高等専門学校 電子情報工学科
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