新潟県正善寺川の水質概況 : 小河川を環境教育に活用するための基礎資料の一つとして
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概要
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新潟県正善寺川における流下に伴う水質変化を調査した。調査項目は水温,pH,導電率,透視度,溶存酸素濃度,浮遊物質量,イオン状シリカ,硬度,塩化物イオン,全リン,全窒素及び化学的酸素要求量である。イオン状シリカは緩やかな減少傾向,また硬度は全体的には増加傾向が見られた。全リンと全窒素は上流部で大きく増加した後変化が緩やかになる,互いによく似た変化傾向を示した。化学的酸素要求量は変化の幅も大きかったが,変化傾向と人の居住地域の分布との関係づけが困難な区間があった。塩化物イオン濃度は小河川において人の生活の影響を知るための有益な指標であることが示された。The change of the water quality along its course was investigated in Shouzenji river flowing in Niigata prefecture. The physico-chemical parameters like temperature, pH, conductivity, transparency, dissolved oxygen, suspended solid, ionic silica, hardness, chloride ion, total nitrogens, total phosphorus, chemical oxygen demands were measured and analyzed. The chloride ion concetrations were considered to provide a good indices of small river water quality.
- 2009-02-28
著者
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