「保育実践知」教育プログラム開発に関する研究(2)-保育(環境)」における3つの学びの往還と実践的学習の工夫-
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概要
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本研究では,「保育実践知」教育プログラムの一環として行った,「保育(環境)」の授業における学生の学びについて,〈見る・とりこむ〉,〈行動する・つくりだす〉,〈ふりかえる〉の各学びに即した実践場面を取り上げて分析し,授業の効果と今後の授業のあり方について検討した.その結果,体験学習を取り入れた学びは,幼児教育が環境による教育であることを基本としていることを納得し,領域「環境」のねらい及びその内容を学生が理解するために効果的であることがわかった.また,生活経験の乏しさを補い,興味を持って学習に取り組むことができた.その一方で,3つの学びを展開するためにはさらなる授業内容の工夫が必要であり,また,体験学習を維持するためには大学全体での協力体制が不可欠であることが明らかとなった.
- 奈良佐保短期大学の論文
- 2009-03-31
著者
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