「保育実践知」教育プログラム開発に関する研究(1)-実践的な学習環境整備と3つの学びの往還型カリキュラムの構築-
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概要
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本研究は,短期大学における「保育実践知」教育プログラムを開発するための研究の一環として行ったものである.「保育実践知」を育むためには,〈見る・とりこむ〉,〈行動する・つくりだす〉,〈ふりかえる〉の3つの学びを保育の実践の場に参加し,展開することが重要である.しかし,奈良佐保短期大学においては,保育現場との距離の問題や時間確保の難しさから,実践の場での学習を授業に取り入れにくい状況である.そこで,本研究では,短期大学における「保育実践知」教育プログラムを実施するための方向性として,実践の場づくりと3つの学びの往還を意図したカリキュラムの構築について検討した.そして,検討した内容に基づき行った奈良佐保短期大学における平成19年度の取り組みを報告するとともに,今後の課題について明らかにした.
- 奈良佐保短期大学の論文
- 2009-03-31
著者
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