Javaプログラムの実行状態の視覚化について
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概要
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Javaプログラムのテストやデバッグを行う場合,多くの開発ツールではオブジェクト間(インスタンス間)のメッセージが正しく交信されているかを検証するために,メソッド内部にあるメッセージの送信の部分などを修正したり,実際に動作するプログラムとは別に検証用のプログラムなどを作成したりしなければならない。これまでに,作成済みのJavaプログラムのメソッドを変更することなく,イベントの発生や処理のタイミング,メッセージの内容,引数,戻り値といった情報をリアルタイムに取得し,サーバに送信する環境について提案してきた。ここではさらに,取得した動作情報を事象トレース図で視覚的に表示し,Javaプログラムの実行状態をわかりやすく検証することができるシステムを提案する。また,Javaプログラムの動作情報を取得する際のオーバーヘッドについても検証する。この方法を用いることにより,検証用のプログラムを作成したりメソッド内部を修正したりすることなく,プログラムの実行状態を視覚的に表示させることが可能となった。また,パーソナルコンピュータだけでなく,携帯情報端末についても実機での動作を視覚的に表示させることができるようになった。
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