携帯情報端末における Java プログラムの動作検証について
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概要
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携帯情報端末等で動作する Java プログラムのテストやデハッグを行うためには, そのプログラムの動作情報を取得する必要がある。しかし, 端末側にはプログラムの開発環境がないため, 作成済みのプログラムを修正したり, 検証用のプログラムを別に作成したりしなければならない。本論文では, 携帯情報端末で動作するプログラムのメソッドを変更することなく, 動作情報をリアルタイムに取得し, サーバーに送信する環境について述べる。この環境は, プログラムが入力されると, メソッドをブラックボックス化してモニタリング用プログラムに細み込む。このプログラムをダウンロードして実行させると, イベントの発生や処型のタイミング, メッセージの内容、引数、戻り値といった情報をサーバー側に送信する。この環境を用いることにより, 端末上での検証用のプログラムを作成したり, メソッド内部を修正したりすることなく, プログラムの動作情報を実行時に取得することが可能となることを示す。
- 愛知学院大学の論文
- 2004-10-31
著者
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