児童の情報活用能力の育成支援に関する公共図書館Web版OPACの現状と問題点
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概要
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公共図書館では,すべての利用者が図書館や各種の情報源を適切に活用して自らの生涯学習に主体的に取り組めるように,利用者の情報活用能力の育成をはかることが求められている.とりわけ,公共図書館の児童サービスでは,子どもの読書支援,リテラシーの育成支援,および情報活用能力の育成支援など,生涯学習の基礎を固める上で重要な役割を担うことが期待されている.本研究では,都道府県立図書館および市区町村立図書館を含む日本の公共図書館のWebサイトにある児童のためのWeb版OPACについて,検索システムの機能,利用者への応答や説明など子どもの情報活用能力の育成支援にとって重要と考えられる項目について,実際の検索などを通じて,現状調査を実施した.さらに,これらの調査結果から,情報活用能力の育成支援における児童のための公共図書館Web版OPACの問題点について考察した.
- 2008-12-05
著者
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