医学部における物理学実習の課題「脈波の測定」の開発(鎌原日子司教授退職記念号)
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概要
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パルスオキシメータの原理を理解するために簡便な回路を作成し、デジタルストレージオシロスコープで脈波の波形を測定した。経皮的動脈血酸素飽和度(SpO2)を計算し、測定精度を考慮すると妥当と考えられる数値を得た。そこで、当大学医学部で実施されている物理学実習において、医療との関連も考慮してパルスオキシメータを取り上げ、「脈波の測定」を実習課題に加えた。実習内容は、1)赤色発光ダイオードと赤外線発光ダイオードの順方向静特性、2)光の透過に関するLambert-Beerの法則の確認、3)SpO2の計算、とした。
- 和歌山県立医科大学の論文
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