筋機械受容器刺激による迷走神経活動への影響について
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概要
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循環応答におけるフィードバック調節のひとつとして筋機械受容器があり,これが活性化することにより心拍数増加が引き起こされるが,刺激強度と心拍応答の関連性については明らかではない.本研究では,筋機械受容器刺激に筋伸張を用いた実験方法について再検証を行った.健常男性を対象とし,心電図を安静時,刺激状態,安静時を各2分の計6分間記録した.その結果,有意に増加した者と減少した者がみられた.増加した者は,刺激により受容器が活性化され迷走神経活動が抑制されたものと考えられた.一方の減少した者は,刺激以前より心拍数低下が認められ,意図した刺激以外の要因が影響している可能性が考えられた.いずれにせよ,今回の実験方法では刺激強度と心拍応答の関連性について,定型的な結果を得ることは難しいことが分かった.今後は刺激に対する心拍応答を詳細に検討するために,刺激強度を定量化し再現性について検討する必要がある.
著者
-
藤澤 宏幸
東北文化学園大学医療福祉学部
-
吉田 忠義
東北文化学園大学医療福祉学部リハビリテーション学科
-
小野部 純
東北文化学園大学医療福祉学部リハビリテーション学科
-
藤澤 宏幸
東北文化学園大学大学院健康社会システム研究科
-
藤澤 宏幸
東北文化学園大学医療福祉学部リハビリテーション学科
-
鈴木 誠
東北文化学園大学
-
高橋 一揮
東北文化学園大学医療福祉学部リハビリテーション学科
-
鈴木 誠
東北文化学園大学大学院 健康社会システム研究科
-
藤澤 宏幸
東北文化学園大学 健康社会システム研究科
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高橋 一揮
東北文化学園大学 医療福祉学部リハビリテーション学科
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小野部 純
東北文化学園大学 医療福祉学部リハビリテーション学科
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藤澤 宏幸
東北文化学園大学
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吉田 忠義
東北文化学園大学 医療福祉学部リハビリテーション学科
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高橋 一揮
東北文化学園大学 医療福祉学部
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吉田 忠義
東北文化学園大学 医療福祉学部
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