3角パッチ表現による3次元物体のコントラスト情報量に基づく視点および光源位置の選択(一般セッション3,三次元画像,多視点画像)
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概要
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本論文ではまず対象物体の全体的特徴を良く捉える視点選択ついて述べている.Fechner則に基づいてFechner型情報量を定義し,3次元物体の3角パッチ表現における稜線の長さと鋭さを計量するエッジ型形状情報量と視点からその形状情報量を総和する視点情報量を導入し,その極大値によって代表的視点を与える.本研究では単一光源の照明に対する視点からの可視稜線の両面の明暗差としてコントラスト情報量を定義する.次に視点からのコントラスト情報量を集約する光源視点情報量において,明暗差の中間階調に対応するコントラスト情報量を選択的に総和することによって,照明による対象物体の凹凸形状を適切に捉える視点が得られる.光源視点情報量の極大値がそのような特徴をとらえる視点と光源位置の候補を与える.最後に実験結果と検討を述べている.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2008-03-03
著者
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宮本 貴朗
大阪府立大学
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渡辺 浩司
福山大学人間文化学部
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福永 邦雄
大阪府立大学大学院工学研究科電気・情報系専攻
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宮本 貴朗
大阪府立大学総合教育研究機構
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福永 邦雄
大阪府立大学大学院工学研究科
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青木 茂樹
大阪府立大学総合教育研究機構
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加藤 達郎
大阪府立大学大学院工学研究科
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猪飼 武夫
大阪府立大学大学院工学研究科
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青木 茂樹
大阪府立大学 総合教育研究機構
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福永 邦雄
情報工学科
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青木 茂樹
大阪府立大学
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