喘息コントロールテストの問題点と外来ピークフロー測定併用による改善

元データ 2008-07-20

概要

【背景・目的】気管支喘息のコントロールにピークフロー(PEF)と症状を記録した喘息日誌は重要であるが充分には普及していない.喘息コントロールテスト(ACT^<TM>)を用いる施設が増えている.ACT^<TM>は喘息コントロール関連の質問に主観的に答えるもので正確性の検討は不十分である.【方法】当院通院中の88名の気管支喘息患者の延べ283受診において,各受診前4週間の喘息日誌より得られた真の喘息コントロール(症状点数およびPEF)のACT^<TM>による抽出力を検討した。【結果】「コントロール良好」の抽出の感度,特異度(カイ2乗値)はACT^<TM>23点で88%, 42%(23.7),24点で77%, 51%(18.1), 25点で54%, 69%(12.9)であった.外来受診時の%PEF予測値(PEF測定値/PEF予測値×100%)80%以上という条件を組み合わせると,ACT^<TM>23点で各々76%, 60%(29.9), ACT^<TM>24点で各々71%, 65%(30.3)と有意に改善した(各々p<0.0001).【結論】ACT^<TM>に外来でのPEF測定を併用することで病状の把握がより正確になることが示唆された.

著者

岡 三喜男 川崎医科大学呼吸器内科
小橋 吉博 川崎医科大学呼吸器内科
熊本 悦明 札幌医科大学医学部泌尿器科
川上 義和 北海道大学
宮下 修行 川崎医科大学附属病院呼吸器内科
毛利 圭二 川崎医科大学内科学(呼吸器)
矢木 真一 川崎医科大学呼吸器内科
尾長谷 靖 川崎医科大学呼吸器内科
大植 祥弘 川崎医科大学呼吸器内科
上野 史朗 川崎医科大学呼吸器内科
小林 芳夫 東邦大学 医学部微生物・感染症学講座
岡 三喜男 川崎医科大学附属病院呼吸器内科
岡 三喜男 川崎医科大学内科学(呼吸器)
岡三 喜男 長崎市立市民病院第2内科
矢木 真一 川崎医科大学附属病院呼吸器内科
清水 大樹 川崎医科大学呼吸器内科
杉生 忠昭 川崎医科大学呼吸器内科
大藤 貴 川崎医科大学呼吸器内科
熊本 悦明 川崎医科大学附属病院呼吸器内科
宮下 修行 川崎医科大学 内科学(呼吸器)
宮下 修行 川崎医科大学呼吸器内科
岡三 喜男 川崎医科大学呼吸器内科
杉生 忠昭 川崎医科大学附属病院呼吸器内科
小橋 吉博 川崎医科大学 呼吸器内科
尾長谷 靖 川崎医科大学附属病院呼吸器内科
毛利 圭二 川崎医科大学 内科学(呼吸器)
岡 三喜男 川崎医科大学 内科学(呼吸器)
熊本 悦明 川崎医科大学呼吸器内科
尾長 谷靖 長崎大学第2内科
熊本 悦明 昭和大学医学部臨床感染症学
熊本 悦明 性の健康医学財団
大植 祥弘 川崎医科大学附属病院呼吸器内科
大藤 貴 川崎医科大学附属病院呼吸器内科
清水 大樹 川崎医科大学附属病院呼吸器内科
熊本 悦明 札幌医科大

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