日本とニュージーランドの家族 : プレイセンター参加親子の国際比較を基にして
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概要
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ニュージーランドのプレイセンターでは、地域の仲間が協働しながら子育てを行って60年以上が経過している。わが国においても、このプレイセンターが2000年以降に開始され、現在では約10ヶ所のプレイセンターが日本各地で活動している。その背景としては、少子化と家族形態の変容に伴う子育て支援の強化と地域成員による福祉活動の実施が推進されるようになったことがあげられる。はたして、プレイセンターで見られる相互ボランティア活動が幼児教育体系のひとつとして今後より広く普及してゆくのだろうか。このことを検証するため、日本とニュージーランドのプレイセンターに通う親たちを対象にアンケート調査を実施した。それぞれの文化や習慣、家族のあり方を乗り越えて、プレイセンターが日本に展開する可能性を両国の家族像の比較という観点から検討する。
- 日本ニュージーランド学会の論文
- 2007-06-16
著者
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